毎年お盆と年末は、母が店長をつとめる花屋で臨時店員として花を売っています。花屋といっても、毎月2と7のつく日にひらかれている市場で売ってるだけなので、店舗があるわけではありません。でも祖母から母が受け継いだ、そこそこ長く続いている花屋です。

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こんな感じで花を売っています

水を入れた桶に花を並べます。
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並べられた花をお客さんがいくつか選んで、ひとまとめに組んで売るという感じです。お客さんがどれを選べばいいかわからないときは、本数さえ決まればコチラで選んで組むことも可能。買いたい花がハッキリと決まってるお客さんは少ないので、ほとんどが後者のパターンです。

お客さんが大量に来て母の手が回らなくなった時は、私が花を選んで組むこともありますが、全然うまくできません(笑)同じようなものを選んでるつもりなのに、母がやるのとは違う感じになってしまいます。きっと花の種類の問題じゃなくて、「組み方」に問題があるんだと思います。もっと練習しないとうまくできるようにならない。

正月なので、松(左上)や千両(赤い実がついてるやつ)も用意してありました。
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芯にすることが多い大菊(中央の紫と黄色)。
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こちらのキレイなやつはスプレー菊という種類。右は小菊。
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上の写真に写っている水色のエプロンが母。その横にいるのは練炭であたたまるお客さんです。店員さんとの距離が近いのが、市場のいいところですよね。

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大型スーパーに客が流れている

私はお盆や年末でなければ来ないのであまり実感できていませんが、近くに大型スーパーもできて、市場の客足は年々少なくなってきているとのこと。現在の市場のお客さんは年配の方が多くて若い方がかなり少ないそうなので、これからどんどん厳しくなっていくだろうと言っていました。

確かに広い駐車場があって、屋根があって、暖かくて(市場はとにかく暑くて寒い)、なんでも揃う。スーパーのほうが圧倒的に便利だなと思います。市場で売っているほとんどのものはスーパーでも買えるし、花も小さめのやつだけど売ってます。うちの花はスーパーのものとは品物が違う!と母は言ってますが、「スーパーのもので十分」というのがお客さんの本音なのかもしれません。

ただ魚屋だけはいつも人がたくさんで、天気が悪い日でも繁盛しています。やっぱり新鮮で量も多いからかな。

市場のいいところ

市場にもいいところはいろいろあると思うんですよね。モノによってはスーパーよりもかなり安く買えます。単純に値段が安い場合もあるし、値段はスーパーと同じくらいでも量が多いことがほとんどです。市場でお店を出している人の大部分は、スーパーの値段を意識した値付けをしていて、スーパーよりもお得感がなかったら買ってもらえないという考えもあるので、量も盛り沢山です。野菜なんかはかなりお得だと思います。量が多いので、2人で行って分けてもいいですね。

店員さんとの距離の近さっていうのも市場のいいところです。市場に来るお客さんを見ていると、買い物だけでなくお店の人とのおしゃべりも楽しみの一つになっていることがうかがえます。話してるうちに美味しい食べ方を教えてくれたりするし、場合によっては交渉だってすることができます。

あと、常連さんはオマケしてもらいやすいです。私の母もいつも花を買ってくれる人には野菜をあげたりしているし、他のお店で買い物をしてもおまけしてもらえることが多いです。行く時間帯によっては、売れ残った商品をゴッソリ買い物袋の中に入れてくれることも。顔見知りになるとそういう機会が増えるような気がします。

という感じで、いいところは色々あると思うんですけど、スーパーが便利だというのはやっぱり間違いない。市場のお客さんが流れるのもしかたがないのかなという気はします。でも、祖母がやっているときからよく来ていた市場が廃れていくのはやっぱりさみしいですね。